『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2017年8月号「ザ・ロングインタビュー」取材後記
かつては「残業が当たり前のブラック企業」。しかし今は「残業ゼロで子育て中の社員からも大歓迎される企業」になったIT企業のアクシア。現実に上場企業の入社を辞退してまで同社を選んだという若い女性社員も笑顔でいきいきと働いている。代表取締役の米村歩さんはしみじみと語る。「昔は雇っては辞め、雇っては辞めの連続でしたので、それから思うと大きな前進です」。会社の規模はどうあれ、30代の若手経営者が挑んだ職場改革は今、周囲の注目を集めている。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

もうひとこと:2017年8月号「ダイバーシティ最前線」取材後記
多国籍の外国人社員が数多く働いてるタウ。取材後には撮影も兼ねてオフィス内を見学させてもらった。仕切りのない巨大なワンフロアの開放感にも感動したが、何よりも外国人社員の誰もが普通に日本語で会話をしている姿に親近感がわいた。いくら仕切りのないオフィスであっても「言葉の仕切り」を感じたら、これほどの親近感はわかなかっただろう。記事では、同社への入社希望の外国人が、来年の入社試験のために日本語の勉強をしているという事例にも触れた。それほどまでに外国人社員の日本語習得にこだわる同社のスタンスも、その仕切りのない巨大フロアに身を置いてみることで実感できたような気がした。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2017年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 レバレジーズ
同社初の20代の若手役員の方への取材では学ぶべき点が多かった。同社の今後の課題の1つはミドル層の育成。優秀なマネジャーの要件として、@多様性を受容できる、A動機づけできる、B適切な課題設定、の3点を挙げていたことは興味深い。課長研修ではキャリア系研修(ウィル,キャン,マスト)に力を入れているという。こうしたマネジメントの根源的な研修が、部下の能力を引き出すうえでも効果的なのだろう。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2017年7月号「Brand-New人事System」取材後記
日本の労働生産性について、しばしば議論されることがあります。『平成28年版 2015年の労働経済の分析』(厚生労働省)では、OECD 諸国の中では最も低い水準にあると指摘し、その要因の1つとして、IT投資をはじめとするイノベーションなどのTFPの寄与が不十分であることを挙げています。産業別でみても、アメリカのIT資本投入を1とした場合、日本では水道・ガス・電気、情報通信は0.9を超えるものの、他の大半の産業ではそれを下回っています。まだまだパソコンと無縁の職場も多いわけです。目先の長時間労働の是正ばかりが注目されていますが、TFPについても真剣に考える必要があるのではないでしょうか。3.11以降、時間と場所を選ばない働き方の事例を何度か取材しました。IT系企業以外では、今回のユニリーバ・ジャパンが初めてになります。これまでIT系企業だからできる取り組みだという声もありました。それこそ日本的な発想であり、ユニリーバ・ジャパンのように日本で働き方を変える外資系企業から学ぶことは少なくないはずです。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2017年8月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ポーラ
「雇用関係によらない働き方」が、企業・働き手の双方に注目されている。働く側からすると、やりたい仕事ができる、時間や場所を選ばない、起業家として成功する夢が持てるといったメリットがあり、企業にとっても、単純な人材確保の手法にとどまらず、オープンイノベーションの観点からも必要性が指摘されている。とはいえ、そのような働き方には、収入が途絶・減少するリスクもあるし、自ら能力・スキルを継続的に高めていくのも容易ではない。その点、ポーラのビューティーディレクターは、個人事業主でありながら、スタート時の収入や教育の面で手厚いサポートある。もちろん、必ず成功するとは限らないが、魅力ある働き方の1つといえよう。

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 イラスト・脇坂 聡