『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2019年7月号「ザ・ロングインタビュー」取材後記
武井浩三さんは、これまでの「社長」、あるいは「経営者」、さらには「起業家」などといった概念をぶち壊してしまう人である。それも“楽しく”“優しく”壊して人を呼び込む、といった魅力もいっぱいの人であった。「もう10年もしたら、会社という枠組みはあちらこちらでなくなっていき、自分はどの会社に属しているのか分からないほど有能な人材が多く出てくると思うのです。要は異なる会社同士で人材のシェアリングが始まるという話です」。はたしてそれは夢か現実か、誰もがその渦中で実力を問われることになりそうだ。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2019年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 キユーピー
シニア社員支援の取材ではあったが、同社100年の成長を支えた理念の素晴らしさを感じた機会にもなった。「楽業偕悦」という社是はダイバーシティ経営に通じるというお話にも共感した。健康長寿の重要性が増す中、同社の成長や「食と健康」への貢献度はさらに高まるだろう。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2019年7月号「Brand-New人事System」取材後記
JR貨物の今回の新人事制度は、50年ぶりの抜本的改革になります。国鉄分割・民営化後も30年以上、改革をなしえなかったことを考えると、制度改革に取り組んできた方々にとって、感慨深いものがあるのではないでしょうか。その立役者である石田会長は、日本貨物航空や公益財団法人がん研究会の経営を立て直した、まさに経営のプロです。日本郵船時代は若いときから労務担当の経験もあることから、人事制度に手をつける前に経営改革を断行し、鉄道事業の黒字化を優先させたといいます。そのうえで労働組合と団体交渉を重ねて人事制度改革は実現しました。とはいえ、労働組合は7つ、1つの組合と40回以上も団体交渉してきた担当者の苦労には頭が下がります。私事ながら、私の叔父は高校卒業後、旧国鉄に就職、JRになってから駅長で定年退職しました。私が小学生6年生のとき、夏休みに1人で父の岡山の実家で過ごしたとき、1週間ほど、叔父夫婦の住む国鉄官舎に泊まったことを思い出しました。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2019年7月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 メイプルシステムズ
「離職率100%」を目指していると言われると、一体、どんなブラック企業かと驚いてしまうが、メイプルシステムズの狙いは、社員をさっさと辞めさせることではない。エンジニアのキャリアを第一に考え、「退職後のキャリアも応援するので、転職の相談も含め、何でもオープンに話してほしい」という思いが込められている。ただ、普通の会社では、そう言われても、社員がどれだけ正直に話すかは疑問だ。同社の場合、事業の特性もあるが、それ以上に、社長や人事が会社の損得にとらわれず、本気で社員や応募者のキャリア形成を応援していることが大きいだろう。まさに、「大事なのは、実際の中身と一致していること」という鴛海氏の発言の通りだ。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

過去の「もうひとこと」


 イラスト・脇坂 聡