『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2020年6月号「ロングインタビュー」取材後記
企業がグローバル人事を展開するにあたり、「グローバル人事を、日本で、日本語で、日本人だけで議論してはいけない」と提言する有賀誠さん。これまで、職責範囲として、「グローバル」「アジア・パシフィック」「日本」と3種類の人事を経験した、文字通りグローバルな人事マンである。有賀さんは、「グローバルな組織・人事の構築は、企業としての基本思想である"何を最重要と考えるのか""それが複数あるとしたらそのバランスをどうするのか"といった点をピン止めするところから始まります」とアドバイス。ウィズコロナからアフターコロナの時代を見据えながら、これからの人事としての在り方を今一度、グローバルな視点を加味しながら再確認してみることもいいのかもしれない。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2020年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 インフォコム
ユニーク人材育成が印象的な取材となった。データ・AI人材育成プログラムを新人研修にも組み込み始めているが、今後の求める人材像として「謙虚さ」「素直さ」を挙げていたことにも共感した。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2020年7月号「Brand-New人事System」取材後記
IT業界での人材確保がいかに難しくなっているか、ここ数年、取材するなかでも現場の声をよく聞きます。日本の旧来の年功的な処遇では、成果主義が徹底し、処遇面において魅力的な外資系企業には勝てないというのが、業界での認識となっているようです。思い切った処遇改善をした事例は、このシリーズでもすでに紹介しているところですが、今回のNECの「選択制研究職プロフェッショナル制度」や「新卒ジョブ型採用」も同様の視点に立った施策といえます。NECは、メーカー部門では就職人気企業ランキングでは4位と上位にあり(日経クロステック)、就職後も愛社精神旺盛な従業員は少なくないと思いますが、優秀な技術者であればあるほど、今や競合他社からの引き抜きの対象ともなっています。NECに限らず、守りの施策というより、むしろ、攻めの姿勢で人材獲得に臨む必要があるように思います。NECの「グローバル人材採用」は、そうした取り組みであると私はとらえています。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2020年9月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 さくらインターネット
在宅勤務は、以前から働き方改革の一環として取り入れる企業はあったものの、なかなか広まらない状況が続いていた。しかし、新型コロナウイルス感染症への対応として、一気に導入や対象の拡大が進み、さらには、一時的な緊急時対応で終わらせるのではなく、リモートワークを前提とした新しい働き方を定着させていこうという動きも見られる。とはいえ、当初は、なかなかリモートへの移行が進まなかったり、思わぬ不都合が生じたりした会社も少なくないだろう。今回取材したさくらインターネットは、早期にうまく移行できた要因として、「多様性を受け入れる文化ができていたことが大きい」と指摘する。見落とされがちだが、大事なポイントといえる。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

過去の「もうひとこと」


 イラスト・脇坂 聡