『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2020年2月号「ロングインタビュー」取材後記
コンサルティング業のピアズ社は、2016年にベンチャー企業で初めて『日本経営品質賞』を受賞して話題となった。そんな注目企業のトップが桑野隆司さん。桑野流のマネジメントについて、「良い人材の輩出いかんで経営者の価値が決まる」と語る。ちなみに「人に優しい企業か?」と問われれば、「NO」と答える桑野さん。その意は「叱るべきところは堂々と叱る会社だから」と明快だ。「経営者は社員にふられても、ふられても、片思いを続けるものなのです」。終始洒脱な言い回しで経営者としてのやりがいを披歴してくれた。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2020年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 Speee
多様な事業創造の仕組みが印象的だった。新規事業創造の重要性が増すなか、同社の制度や仕組みは先進的だ。若手が成長実感を持てる取り組みとしても興味深く、事業創造人財の育成の仕組みは未来の組織像を考えるうえでも勉強になった。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2020年2月号「Brand-New人事System」取材後記
昨年12月、日本生産性本部が「労働生産性の国際比較」の2019年版を公表しました。経済協力開発機構(OECD)のデータに基づく2018年の日本の労働生産性は、就業1時間当たり46.8ドル(購買力平価換算4,744円)でOECD加盟36ヵ国中21位。調査記録が存在している1970年以降、先進7ヵ国(G7)諸国でずっと最下位となっています。アメリカと比べると60%程度の水準。今回、取材したセゾン情報システムズの小山部長が指摘する、政府が推し進めてきた「働き方改革」で結果が出ているのは残業時間の削減くらい、とは、全くその通りでしょう。何のための残業時間の削減なのか。オフィスを追い出された後、喫茶店などで仕事を続けるという話もよく聞きます。徹底的な業務の効率化なくして労働生産性は上がらないことは明らかです。とはいえ、長年の慣例に流されるのは日本人の特徴ともいえるのでは。慣例・文化を変えることは本当に難しい。ここ数年、人事制度も含め、抜本的に諸制度を変え、業績アップという結果を出した企業を複数取り上げてきました。共通していることは、外部出身のトップが就任して大鉈を振るっているということでしょうか。あのゴーンさんもそうでしたね。

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 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2020年1月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ジュピターテレコム(J:COM)
「J:COM UNIVERSITY」のキャリアデザイン学部長を務める岩本氏は、入社以来、事業の第一線で活躍してきたが、定年を迎えてから人事に移り、ダイバーシティ研修などの講師を担当することになった。ユニバーシティ設立に伴って学部長に就任し、今も後進の育成に邁進している。「後輩たちに生き生きと働いてほしい」「成長させたい」という意欲が強いだけでなく、自らも積極的に学び続けている。60歳を過ぎてからキャリアコンサルタントの資格を取得したという。「楽しんでいるんですよ。同じことをしていると飽きてしまいますので。今年のユニバーシティのプログラムも、ほとんど全部中身を入れ替えました」と笑う岩本氏。憧れる社員が多いというのもうなずける。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

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 イラスト・脇坂 聡