『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2018年8月号「老舗のDNA」取材後記
2011年から「海陸統合」に向けた独自の人事改革を始めている商船三井。わが国を代表する大手海運会社の興味深い人事施策のキャッチフレーズは「海と陸の垣根をなくす」だ。海も陸も共に働く職場として見つめ直すその姿勢そのものがグローバル。どんなに情報通信技術が進化しても、絶対に外航海運の役割がなくなることはないとの誇りが、1人ひとりのモチベーションとなり、未来を創る。「自律自責型人材の育成」に努める“100年企業”は今日も改革を恐れない。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

もうひとこと:2017年8月号「ダイバーシティ最前線」取材後記
多国籍の外国人社員が数多く働いてるタウ。取材後には撮影も兼ねてオフィス内を見学させてもらった。仕切りのない巨大なワンフロアの開放感にも感動したが、何よりも外国人社員の誰もが普通に日本語で会話をしている姿に親近感がわいた。いくら仕切りのないオフィスであっても「言葉の仕切り」を感じたら、これほどの親近感はわかなかっただろう。記事では、同社への入社希望の外国人が、来年の入社試験のために日本語の勉強をしているという事例にも触れた。それほどまでに外国人社員の日本語習得にこだわる同社のスタンスも、その仕切りのない巨大フロアに身を置いてみることで実感できたような気がした。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2018年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サイバーエージェント
制度が形骸化するケースもあるなか、今回の事例に学べる点は多いとの印象を受けた。制度運営上、人事のエンプロイーリレーションズ(社内広報)の重要性がさらに高まると感じた取材でもあった。

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 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2018年9月号「Brand-New人事System」取材後記
今年は、台風の発生数は過去2番目に早いペースだとか。テレワークが注目され始めています。今回、取り上げたブイキューブは、すでにこうしたBCP(Business Continuity Plan)で活用しています。どうも「働き方改革」という政府の取り組みもピントがぼけて、国民には十分に理解されているようには思えません。やはり、実際に制度を導入し、実践している企業の事例をメディアを通じて周知するのが効果的なのではないでしょうか。企業だけではなく、働き方改革の影響を強く受ける家族の理解にも目を向けるべきかと。ブイキューブは、Web会議サービスの国内最大手です。テレワークに不可欠なツールとして、「V-CUBE」の普及を通じて今後もテレワークの浸透に貢献していただくことを期待します。ところで、今回の取材で、30年ほど前に行った「郡上踊り」を思い出しました。夜通し雨の中を踊る老若男女。特に若い人たちは、まさに「水も滴る…」でした。お店で味わった「うるか」の味は、今も超えるものを知りません。

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 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2018年9月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 キヤノン
キヤノンの「研修型キャリアマッチング制度」は、社内公募と専門研修を合体させたもので、未経験の仕事にチャレンジしたい社員にとって魅力的な制度だ。ただし、研修に入る際には所属部署を離れ、スキルの習得が不十分だと、希望の部門に行けない可能性もある。その一方で、キャリアカウンセラーが継続的に寄り添うとともに、当初の希望どおりでなくても、なるべく本人が納得のいく進路を考える。覚悟を求める厳しさと、安心して挑戦できるセーフティネットを兼ね備えている。こうした制度が生まれ、うまく運用できているのは、「三自の精神」や「実力終身雇用」といった同社独自の考え方が社内に深く浸透しているためであることがよく分かった。

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 イラスト・脇坂 聡