『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2017年10月号「老舗のDNA」取材後記
市販の胡麻油の中では群を抜く高級感があり、しかも「香味抜群」と誰もが認める「岩井の胡麻油」。知る人ぞ知る“横浜ブランド”は100年を超える同社のものづくりのこだわりが凝縮された逸品といえそう。「当社の商品の1つひとつが立派な知財」と語るのは、同社8代目の岩田徹太郎社長。モットーは「誠実であれ、真面目であれ、こつこつたれ」とシンプルだ。「商品も心意気も余分なものは一切ないからこそ、お客様も認めてくださる。これからの経営もそうありたい」。褐色の胡麻油の1滴に込めた老舗の物語をどうぞ。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

もうひとこと:2017年8月号「ダイバーシティ最前線」取材後記
多国籍の外国人社員が数多く働いてるタウ。取材後には撮影も兼ねてオフィス内を見学させてもらった。仕切りのない巨大なワンフロアの開放感にも感動したが、何よりも外国人社員の誰もが普通に日本語で会話をしている姿に親近感がわいた。いくら仕切りのないオフィスであっても「言葉の仕切り」を感じたら、これほどの親近感はわかなかっただろう。記事では、同社への入社希望の外国人が、来年の入社試験のために日本語の勉強をしているという事例にも触れた。それほどまでに外国人社員の日本語習得にこだわる同社のスタンスも、その仕切りのない巨大フロアに身を置いてみることで実感できたような気がした。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2017年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTコムウェア
担当者の方たちの熱意が感じられる取材となった。信念をもって施策を推進する姿勢にも共感を覚えた。働き方、女性活躍などの施策で課長の役割は重要だが、現場の課長の心情や課題感などのお話も聞けた貴重な機会となった。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2017年9月号「Brand-New人事System」取材後記
今回、太陽生命保険を取材して思ったのは、同社がまさに「従業員ファースト」の企業であるということです。「お客様第一」を掲げる企業が多いなか、「従業員」を「お客様」「社会」よりも最先順位に位置づける「太陽の元気プロジェクト」は、なんと大胆なのでしょうか。しかし、従業員のモチベーションが下がっている状態では、お客様に質の高い商品やサービスを提供することができないことは自明の理です。従業員を大切にしないブラック企業がその典型例だと思います。人事部の高梨部長の言葉にもありましたが、「太陽生命保険の従業員って何か元気だよね。太陽生命保険の従業員の皆さんって何か素敵だよね」と顧客が感じることこそ、優れた企業の証しではないでしょうか。コンプライアンスなどと言っているうちは、まだまだなのだと感じました。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2017年9月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ソフトバンク
今回取り上げたソフトバンクの2つの施策は、いずれも、「自分の知識を共有したい」「だれかに教えたい」と社員が自ら手を挙げ、ボランティアで活動しているものだ。「仕事が忙しいなか、そんな人がどれだけいるだろうか」と思われるかもしれないが、どこの会社にも貢献意識の高い人はいるはずだし、やってみると、教えることによって気づくことがあったり、組織を超えたネットワークができるなど、得られるものも多い。そのためには、手を挙げることのできる場を用意してあげること、そして、遠慮したり躊躇している人に対して、「やってみませんか」と背中を押してあげることが大切だ。読者の皆さんの会社でも、取り組んでみてはいかがだろうか。

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 イラスト・脇坂 聡