『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2020年1月号「ロングインタビュー」取材後記
首都圏を中心に、総菜・弁当の製造販売店16店舗と飲食店2店を展開する『株式会社はなまるフードサービス』。「会社というのは働いている人たちの“能力の総和”で成り立っているものなのです」と創業社長の川名勝経さん。たとえ1人ひとりの能力は小さくとも、働く場所が輝いていれば仕事は楽しく大きく育つ…。そんなアナログ的なトップマネジメントで社員が辞めない環境を整えてきた。「最近、大多数を占める女性社員から言われるんです。社長! 働いている私たちから“はなまるがあって良かった”と言われるような企業にならなきゃダメでしょうって(笑)」。還暦を過ぎ、新たに中小企業診断士としての道を歩みだした川名さん。「社員1人ひとりの人生にも“はなまる”をあげたいです」と笑った。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2020年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アクサ生命保険
社員の多様性を受け入れるカルチャー醸成の取り組みが印象的だった。今後はトップダウンとボトムアップでのカルチャー形成だけでなく、様々な施策に挑戦していくという。企業カルチャーは企業競争力の1つとして重要性が増すため今後の同社の活動に注目していきたい。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2020年1月号「Brand-New人事System」取材後記
一昨年、長年、仕事で付き合いがあった知人が、ウツで会社を休業していることを知りました。ここ3年ほど、連絡を取ることもなかったので正直、驚きました。いつも闊達で精神的に追い詰められるようなタイプではないと思っていました。彼の職場の複数の部下の話では、新しいトップがワンマンであれこれと指示の細かい人だとか。彼が翻弄されていたといいます。家庭の事情ではなく、仕事でウツになったと職場の同僚は思っているのです。しかし、聞けば、健康保険で傷病手当金を受給しているというではありませんか。受給開始から1年6ヵ月で打ち切りなることは、彼らも知っているにもかかわらず。本人とは連絡がとれないため、詳細な事情は分かりかね、面識のある役員に電話をしたところ、迷惑がられました。結局、昨年、退職扱いに。今回、取り上げたFiNC Technologiesの従業員を健康と命を守る福利厚生制度「FiNC Wellness Box」。取材しながら、終始、頭に浮かんでいたのは、彼のことでした。同社の取り組みが多くの企業を啓蒙し、彼のような労働者がいなくなることを切に祈ります。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2020年1月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ジュピターテレコム(J:COM)
「J:COM UNIVERSITY」のキャリアデザイン学部長を務める岩本氏は、入社以来、事業の第一線で活躍してきたが、定年を迎えてから人事に移り、ダイバーシティ研修などの講師を担当することになった。ユニバーシティ設立に伴って学部長に就任し、今も後進の育成に邁進している。「後輩たちに生き生きと働いてほしい」「成長させたい」という意欲が強いだけでなく、自らも積極的に学び続けている。60歳を過ぎてからキャリアコンサルタントの資格を取得したという。「楽しんでいるんですよ。同じことをしていると飽きてしまいますので。今年のユニバーシティのプログラムも、ほとんど全部中身を入れ替えました」と笑う岩本氏。憧れる社員が多いというのもうなずける。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

過去の「もうひとこと」


 イラスト・脇坂 聡