『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2020年9月号「ロングインタビュー」取材後記
新型コロナウイルス感染拡大の状況下、「複業家」の中村龍太さんに初めてコンタクトを取ったのが3月のこと。直接会って会話ができたのは緊急事態宣言解除後の5月末だった。中村さんはサイボウズの社長室に所属するビジネスパーソンでありながら、ドローン撮影とそのレクチャーを行う個人会社の代表、さらには農業まで始めた「ポートフォリオワーカー」である。「僕の場合、副業ではなく複業なんです。複業は特別なものではなく、むしろ多様な自分を生きるための働き方なのです」。ウィズコロナの時代に突入した今、働き方の新たなあり方を真剣に考える人たちにぜひご一読願いたい。

もうひとこと:2020年10月号「老舗のDNA」取材後記
『印刷テクノロジーで、世界を変える。』 2025年を目標に、社会的価値創造企業という新たな企業像に向け、挑戦を続けている凸版印刷の心意気である。「トッパンは1900年の創業時から、常に変革と挑戦を繰り返し、成長してきた企業なのです」と、代表取締役副社長執行役員の大久保伸一さん。前例のない仕事でも断らず、挑み続ける姿勢は同社のDNAでもある。今回の取材では、「ダイバーシティ&インクルージョン」に取り組むダイバーシティ推進室の模様、注目の『同性パートナー制度』の中身など、"120年企業"の大胆な人事改革にもフォーカス。あなたの知らないトッパンの世界へ。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2020年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ネスレ日本
イノベーションの重要性が増しているが、ネスレ日本の取り組みは社内意識の高まりだけでなく採用など対外的にも効果を発揮している。制度や施策への想いや工夫が継続化につながり、それは風土醸成や企業ブランディングにもつながるという事例で参考になる部分が多い取材となった。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2020年10月号「Brand-New人事System」取材後記
今回、取り上げたカオナビのサービスであるクラウド人材管理ツール『カオナビ』ですが、従業員の顔写真が並ぶシンプルな画面はかなりインパクトがあります。何より、人事だけでなく、現場でも情報共有し、モチベーション管理、チームのコミュニケーション活性化のツールになっているのは特記すべきでしょう。思い出したのは、本誌創刊の翌年である1992年に別冊で関わった『人事情報システムの導入事例集』。大手で導入する企業が増え始めたものの、データの一括集中処理では追いつかず、課題が多かったものです。何しろ、まだ、インターネットがほとんど知られていなかった時代。というか、太平洋の海底に光ファイバーケーブルの敷設が昼夜兼行で進められていた頃です。私は、90年から91年にかけて、社労士の開業資金を貯めるために、まさに光ファイバーを製造する工場で夜勤をしていました。そして開業後、すぐに本誌の取材記者に。コンピュータとネットワークを利用したITが普及し始めたのが、90年代の末です。最近、カオナビのように勢いのあるIT、ICT系ベンチャーを取材する機会が多いのですが、第4次産業革命といわれることに深く首肯します。

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 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2020年10月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 日清食品ホールディングス
チキンラーメンやカップヌードルといった、世の中を変える商品を生み出してきた日清食品グループ。「同社のような会社であれば、チャレンジ精神にあふれた人が大勢いるだろうし、自ら挑戦する風土もあるだろうから、制度を設けなくても、皆が勝手にチャレンジし、成長していくのでは」という気もするが、同社の人事部は、積極的に社員の挑戦と成長を促し、それに報いていこうとしている。こうした姿勢が組織の持続的な成長に結び付いているのだろう。社内公募制度を取り入れている企業は多いが、会社ごとの考え方によって、実施規模や応募要件、選考方法などの制度設計に違いがあり、興味深い。日清食品の制度にも、日清食品らしさが感じられる。

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 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

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 イラスト・脇坂 聡