『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2019年12月号「老舗のDNA」取材後記
サンゲツの人事担当者に理想の社員像を伺うと、返ってきた答えは「生意気な人材」。その極意は「1人ひとりが会社経営の主人公として、会社と自らを変革して行くことができる人材となるか否か」となる。具体的には、『変革』『強靭』『誠実』の3つを掲げて人材採用に当たっている同社。1849年の創業から170年目を迎えた老舗企業の心意気は今なお健在だ。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2019年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本マクドナルド
長時間に及んだ取材内容のすべてをご紹介できなかったのは残念だが、卓越した育成システムと交流施策は印象的だった。多様な人材を受け入れる風土も醸成されており、多世代が働く職場が生み出す成果は大きいと感じた。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2019年12月号「Brand-New人事System」取材後記
今回、取り上げたmedibaの新人事制度では、複数の目的を追求し、組織形態に縦と横の関係を持ち込んだ「マトリックス組織」の導入を目指しています。この組織は、一般的には、縦軸(列)と横軸(行)の2つの指揮命令系統を設け、2元的管理によって活動する組織のことと説明されています。取材中、ふと思い出したのが、今から25年前に執筆した本のこと。当時の労働省がビジネス・キャリア制度修了認定試験(ビジネス・キャリア検定試験)をスタートし、その受験テキストとして「人事概要」を担当しました。その中の経営組織論の部分で「マトリックス組織」について触れています。1960年代の米国航空宇宙産業で生まれた形態であるとか、職能や製品、あるいは地域における複雑な経営行動を円滑にさせることを目指すものとか、書いた記憶があります。日本では、早くからトヨタが導入して成功していることが知られていますが、他の導入企業は失敗例が多いとも。その意味でも、medibaの事例は思い切った取り組みだと思います。今後の動向が注目されます。

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 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2019年12月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ダイワコーポレーション
ダイワコーポレーションの「和く和くプロジェクト」は、若手社員が新卒採用活動の企画・運営を行うプロジェクト。新卒採用という会社の重要事項を経験の浅い若手に任せるのは勇気のいることに思えるが、「うまくいくはずがない」「失敗するかもしれないからやめておこう」と捉えるのではなく、信じて任せる姿勢が素敵だ。また、採用の成功だけでなく、プロジェクトに参加した若手の成長にも結び付くなど大きな効果が表れているが、現状に満足するのではなく、「同じことをしていても面白くありませんから」と、新たな展開を検討している。積極的に挑戦し、よりよいものを目指して変わり続ける姿勢は、社員の意識によい刺激を与えることだろう。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

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 イラスト・脇坂 聡