『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2019年8月号「老舗のDNA」取材後記
長野名産の七味唐辛子といえば、元文元年創業の「八幡屋礒五郎」。「牛に引かれて善光寺参り」で有名な長野市内で300年近くも暖簾を守り続けている。現在の当主は九代目の室賀豊さん。来たる2021年の善光寺御開帳に向けて新たな戦略を立てている。「当社は元祖でも本家でもなく“根元”を名乗る珍しい老舗企業です。諸説ありますが、要は根のある部分を大切にせよとの代々当主の伝言と私は捉えています」。長野オリンピックを機に全国ブランドとなった古からの香り高き七味唐辛子は今、古くて新しい調味料として若い世代にも人気だ。根っこを大切にしながらも、いまだかつてない七味の世界を創出するアイデアマン当主の次なる一手とは。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2019年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東海東京フィナンシャル・ホールディングス
キャリア形成支援の重要性が高まっている今、「学び続ける会社」というスローガンは変化の激しい時代にマッチしたフレーズだと感じる。キャリアデザインプログラムにさらに力を入れていくという同社の今後も期待したい。

過去の「もうひとこと」


 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2019年8月号「Brand-New人事System」取材後記
大日本印刷が出版印刷以外の分野に果敢に挑んできたのは、本文に書いた通りです。実は、私が独立系シンクタンクに勤務していた1980年代、コンピューター・サプライ分野を担当していたことがあり、大日本印刷を取材したことがあります。手元に残っている調査資料の刊行が89年8月となっていますので、たぶん取材時期は6月か7月くらいだったと思います。ちょうど30年前になるんですね。83年11月にICカードの開発を発表し、当時、すでにトップメーカーになっていました。今回、取材に伺う際、市ヶ谷駅から左内坂という結構、急で長い坂を上っていたとき、ふと思い出しました。右側にあったビルが取材場所だったことを。懐かしさを感じる取材でした。

過去の「もうひとこと」


 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2019年8月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 ノースサンド
ノースサンドの取材で、社内業務を請け負った人への報酬を尋ねると、「自社でつくっているグッズがもらえるのと、ぼくが飯をおごります。鍋を食べたければ鍋を」とのこと。新規事業のアイデアが採用された場合については、「インセンティブがあるからやっているわけではなく、『楽しいから皆でやろうぜ!』という感じ」だそうだ。どちらも「会社貢献」として評価には反映されるし、前者は金銭報酬の導入も検討しているが、お金のためではなく、楽しいから取り組む風土ができているのは素敵なことだ。社員がそう思えるのは、理念浸透や風土づくりに力を入れる経営陣も、社員とのかかわりを楽しみ、会社づくりにやりがいを感じているからだろう。

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

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 イラスト・脇坂 聡