『月刊 人事マネジメント』 を担当するベテラン記者たちです。

 関本 茂

担当:「今月の社員食堂」「あしたの人事部長」「老舗のDNA」「ロングインタビュー」ほか

出版業界で暮らして早くも四半世紀超。若い頃には考えもしなかったジャンルが今の自分の取材テーマとなっているのが不思議だ。しかも、おもしろい。自分自身をしっかりマネジメントできないくせに、皆さんの『人事マネジメント』を綴っている自分もおかしいが、それもまた自身の生き方。人と出会い、言葉を交わす中でしか生まれない“発見”という究極のエンターテインメントを、これからもカメラかついで探しに行きます!

もうひとこと:2018年6月号「老舗のDNA」取材後記
今回の老舗のDNAは、疲れた身体に嬉しい『バスクリン』の風呂…ではなくて、『バスクリン』を社名にした株式会社バスクリンの話。なにせそのルーツが明治26年にある企業だけに、「これは!」と閃いたアイデアも、「そういえば過去にやって失敗したかな」という結論に至ることも珍しくない。それでも挑戦し続けるバスクリン社の誇り高き面々。彼らを人呼んで『エクセレント・イノベーター』という。どんな変化の時代にも選ばれる“卓越した革新者”となるための秘訣は湯けむりの中にある!?

過去の「もうひとこと」


 伊藤 秀範

担当:「THE LONG INTERVIEW」「実録 人事制度」「ギョーカイ人事図鑑」「人事プロ」ほか

編集者として、ライターとして、さまざまなジャンルの雑誌や新聞、書籍に携わってきましたが、「人事」ほど魅力的、かつ自分に成長をもたらしてくれる分野はありません(ホント)。この分野での取材活動をし始めてからは約10年ほどですが、その間に産業カウンセラー、キャリア・コンサルタントの資格を取得しました。メンタルヘルスやキャリア教育の現状や課題を、客観的なライター目線だけでなく、当事者目線でも感じてみたいと思ったからです。これも一般紙では味わえない専門誌記者ならではの醍醐味。ライターとして、ちょっぴり新境地の扉に触れた気分です。さらに今は福祉系資格の勉強もしていますが、そのきっかけもやはり人事です。取材で「介護離職」や「障がい者雇用の法定雇用率」などの課題に触れるたびに、「人事と福祉の重なり合う領域」の重要性を痛感。以前はほとんど関心のなかった福祉の勉強が、人事ライターであることで、とても興味深く、楽しく感じられます。人事というものの普遍性、奥の深さを、身をもって痛感している今日この頃です。

もうひとこと:2017年8月号「ダイバーシティ最前線」取材後記
多国籍の外国人社員が数多く働いてるタウ。取材後には撮影も兼ねてオフィス内を見学させてもらった。仕切りのない巨大なワンフロアの開放感にも感動したが、何よりも外国人社員の誰もが普通に日本語で会話をしている姿に親近感がわいた。いくら仕切りのないオフィスであっても「言葉の仕切り」を感じたら、これほどの親近感はわかなかっただろう。記事では、同社への入社希望の外国人が、来年の入社試験のために日本語の勉強をしているという事例にも触れた。それほどまでに外国人社員の日本語習得にこだわる同社のスタンスも、その仕切りのない巨大フロアに身を置いてみることで実感できたような気がした。

過去の「もうひとこと」


 田中 実

担当:「Case Report あの会社この制度」

英国イーストアングリア大学大学院国際関係学科修了。英国ミドルセックス大学大学院マーケティング学科中退。2006年、コンサルティング業に従事する傍らビジネスジャーナリストして活動を開始しました。主な執筆分野はビジネス全般で「組織」「人事」「営業マーケティング」などをテーマにビジネス誌に執筆しています。著書に『聞く営業でNo.1になる技術』(東洋経済新報社)。

もうひとこと:2018年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トッパンフォームズ
アットホームな企業風土が感じられた取材となった。社員の家族を巻き込んだ健康増進活動は大きな効果が期待でき、同社の健康経営は幸福を尊重する経営信条と経営トップの関与、家族を大事にする風土がベースになっている印象を受けた。

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 坪 義生

担当:「Brand-New人事System」

本誌取材記者のほか、社会保険労務士、清和大学法学部非常勤講師(労働法、社会保障法)をしています。自他とも認める部類の酒好きで、365日、休肝日はありません。どこか切ったら血液でなく、アルコールが流れるんじゃないかとも言われています。日課は、早起き、朝カレー(激辛)、朝風呂、そして、仕事の後はもちろん晩酌。趣味は、料理(揚げ物以外は何でも作ります)、刀剣鑑賞、そして、お酒を飲むことです。

もうひとこと:2018年5月号「Brand-New人事System」取材後記
1990年代、本誌で評価制度については何度か特集を担当したほか、別冊の単行本でも関与したことがあります。そんなこともあって、その後、社会人で大学院に進学する際、研究計画書では評価制度をテーマにしました。ところが、先行研究がほとんどなかったことからボツ。実際の修士論文は別のテーマに。思い出深い評価制度なのですが、「納得性」というのがキーワードだと考えてきました。かつて360度評価が注目されたのもそこなのでしょう。いくら緻密な制度が作られ、考課者訓練がしっかり実施されても、本人が納得しなければモチベーションは上がらないのですから。今回、取り上げたアドビシステムズの「Check-In」は、まさにこの点について答えを出してくれた感があります。取材していて、すっと胸に落ちるものがありました。

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 崎原 誠

担当:「チャレンジ制度運用シリーズ」

企業の人事労務管理の専門誌で、20年にわたり、編集者・記者の仕事をしてきました。とても楽しく働いていましたが、自分のやりたいことにより専念したいと考え、退職を決意。現在は、フリーの立場で、この分野のライターとして活動しています。規模・業種を問わずさまざまな会社を取材しますが、そのたびに感じるのが、ご対応いただく人事担当者の熱い想いです。皆さん、「会社をよくしたい」「社員のやる気を高めたい」という気持ちにあふれていて、刺激を受けます。そんな人事担当者の熱意を少しでもお伝えできたらと考えています。

もうひとこと:2018年7月号「チャレンジ制度運用シリーズ」取材後記 コストコ ホールセール ジャパン
正社員もパートタイムと同じ時給制としていたり、マネジャー以下のポジションへの登用をすべて「ジョブポスティング(社内公募制度)」で決めるなど、コストコの人事マネジメントには、他社にないユニークな特徴がある。しかし、こうした仕組みは、同社にとっては当たり前のことであり、運用上の問題は一切ないようだ。だからといって、他社がいきなりこうした制度に転換するのはハードルが高いが、一度、自社の常識を疑ってみると、よりよいやり方を生み出せるかもしれない。そして、自社のそれまでの常識と異なる仕組みを定着させるためには、同社が指摘しているように、管理職の評価に反映し、上の立場の人の行動変革を促すことが重要だろう。

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 イラスト・脇坂 聡