2020年10月号の目次 


  ■HRジャーナル: 終わらない企業のコロナ対策/ジャーナリスト 溝上憲文
  ■人事ウーマン: 横河レンタ・リース 石川智子さん
  ■Inside Report 障害者雇用率引き上げで「二極化」問題が鮮明に/大野博司
  ■労政News File

Q&A解説:どうする? テレワークの人事評価  
   〜非対面でも不安なく働ける制度設計と運用のヒント〜
  (株)経営コンサルタント協会 代表取締役 作山弘司
 [CONTENTS]
  テレワークの実際と課題
    Q1:テレワークといっても職場にはいろんな働き方のスタイルがあると思うのですが?
  テレワークの対象者
    Q2:テレワークが可能な社員とそうでない社員の仕事内容や目標の違いをどう捉えればよいでしょう?
  目標と成果の評価
    Q3:テレワーク勤務者の業務成果や生産性を高めるために,人事評価はどうあればよいのでしょうか?
  不信感・不公平感の課題
    Q4:テレワーク社員と社内ワーク社員が,お互いの働き方や人事評価について不信感や不公平感を持たないようにしたいのですが?
  人事評価制度全体の着眼
    Q5:まだらテレワークの職場・社員だけ,人事評価の仕組み・運用の見直しをすればよいのでしょうか?
  成果評価とプロセス評価
    Q6:主にテレワークで働く社員は,仕事の結果だけで評価して構わないのでしょうか?
  非対面状態がもたらす課題
    Q7:テレワークで働く社員の勤務状況をどのようにして把握するのか,評価に反映させるのかどうか,上司と部下の双方から質問がきていますが?
  成果管理とプロセス管理
    Q8:テレワークで働く社員は仕事のプロセスを評価してもらえないと心配する声があるのですが?
  テレワークでのチーム貢献
    Q9:個々に働くテレワーク勤務者は,個人成果の評価をきちんとすれば,チーム貢献などは評価対象外と考えてよいのでしょうか?
  テレワークでの意思疎通の課題
    Q10:上司も部下もテレワークで働くことが多くなってくると,人間関係や職務上の連携が希薄になる点が心配なのですが?
  テレワーク中の不安感
    Q11:テレワーク勤務者の不安解消,時間管理,モチベーション低下防止など上司のマネジメントはどうあればよいのでしょうか?
  テレワークでの人材育成
    Q12:テレワーク社員に育成的な人事評価を実現するためにはどうすればよいのでしょうか?
  評価者の育成
    Q13:テレワーク社員が増えるなか,人事評価者の教育はどのように進めるとよいのでしょうか?
  人事評価制度構築の課題
    Q14:テレワーク勤務者に適した人事評価の仕組みに改正したいのですが当面は着手が困難です。どう対応すればよいのでしょうか?

新明解説:自主自律で伸びる組織習慣のつくり方  
   〜集団知性を高めて,どんな制約も成長の糧に変えていこう〜
  (株)チームダイナミクス 代表取締役 三浦 将
 [目次]
  1.望ましい組織の状態とは
    ・ジョブ型雇用への流れ
    ・カギはコミュニケーション
    ・組織の自主自律性と知性
    ・組織習慣とは何か
  2.組織習慣を高める狙いとメリット
    1)個々の自主自律性を高め,集団知性を高める
    2)コミュニケーション力向上
    3)リーダーシップ育成
    4)帰属意識の醸成
    5)メンタルヘルスの安定
  3.組織習慣をどうやって高めるのか
    ・個人の習慣力の向上
    ・コミュニケーションの習慣の変革
    ・リーダーシップの進化
    ・個人の改善目標の設定
    ・組織の改善目標の設定
    ・個人の価値観とビジョンの明確化
    ・組織の行動規範とビジョンの確認
    ・「共有ゾーン」の発見プロセス
  4.組織習慣プログラムの具体例
    ・大企業・新規事業部のケース
    ・コロナ禍を越えて

インタビュー/人材戦略最前線: 橋爪宗一郎 さん 旭化成(株) 常務執行役員(人事担当)/聞き手・原正紀
      「人事の原点は,やはり人がすべてだということ」

Case Report/あの会社この制度: ネスレ日本(株)
      イノベーションを担う人材を採用し育成する仕組み

社員が自ら手を挙げるシリーズ: 日清食品ホールディングス(株)
      異動をオープン化,社内公募でチャレンジを支援

Brand New 人事 System: (株)カオナビ
      自社サービス「カオナビ」を活用し,在宅勤務中のコミュニケーションを活性化

三方よし!: 老舗のDNA−百年企業は改革を恐れない
      凸版印刷(株)「『人間尊重』と『三意主義』」

新連載スタート
   ● ホンネから読み説くZ世代社員の活かし方<1>Z世代が育った幼少期から青年期の特徴……………………………………東前優介

連載
[人事/労務]
   ●年功を打破する人事再構築の方法論<3>ハード面の施策「ジョブ型人事制度」の設計………………………………………加藤守和
   ●70歳定年時代のイグジット・マネジメント<4>退職金・企業年金制度を活用する……………………………………………向井洋平
   ●自主性・主体性を持ったチームのつくり方<4>共通の話題,言語を持てる仕組み*研修の意義……………………………張替一真
   ●72パターンで考える「多様な働き方」の導入方法<5>多様な働き方に対応するための労務管理……………………………萩原京二
   ●1日でつくる超カンタン人事評価制度<5>社長がタッタ1日でつくる「カンタンすぎる人事評価制度」とは?…………山本昌幸
   ●チームパフォーマンスを高める組織強化の方法論<6>理想的なチーム状態とその作り方……………………………………橋本竜也
   ●社員も企業も伸ばす受動喫煙対策の進め方<6>全社員禁煙はローコストでハイリターン……………………………………荒島英明
   ●ES経営でエンゲージメントを高め離職率1%を実現するメソッド<8>エンゲージメントを高め離職率1%を実現する情報共有…志田貴史
   ●自律型組織で実証済みの一歩進んだ「人事ツール」活用術<30>「マルチアイデンティティを知るシート」………………金野美香
[人材/育成]
   ●自ら学び 互いに育つ!「社内勉強会」の始め方<2>大きなメリット,小さなデメリット……………………………………渡邉良文
   ●令和の若手人材育成法<3>仕事を通して教育する!の実行で成長が加速する…………………………………………………石田祐一郎
   ●Q&Aアフターコロナの人材育成<4>研修ツールはどう作る……………………………………………………………………専田政樹
   ●転換期のキャリア構築・支援論<5>次期リーダー・マネジャーをどう育てていくか…………………………………………黒田留以
   ●人生100年時代の世代別BQリーダーシップ<6>50代社員のBQ特徴およびリーダーとしての対処法……………………阿部George雅行
   ●「強み」覚醒の人物伝<18>吉岡彌生〜日本の女医教育の先駆者…………………………………………………………………松岡孝敬
[事例]
   ●人事ハルカの勤怠管理システム導入はじめて物語<3>ハルカ,壁にぶつかる〜勤怠管理システム編………………………郡司果林
   ●リアルな組織改革ケーススタディ<6>KDDIの変革実践リーダー育成プロジェクト……………………………………………小林 傑
   ●外部プロ人材活用成功事例<5>元スタートアップCXOを社長参謀に迎え,売上を2倍に……………………………………久保田雅俊
   ●心に沁みる『いい会社』の経営者の言葉<48>「間違っていることを正すことは,生きている証」…………………………藤井正隆
   ●会社と社員のトラブル事例<115>退職勧奨を実施するとき/有期労働契約を終了したいとき…………………………………内海正人
   ●最新労働判例FILE<240>「賃金相違の適法性」トーカロ事件…………………………………………………………………島田陽一


定番
   ■モノローグ ワーケーションの可能性
   ■あらすじで読む人事の名著<選評89『ザ・ドリーム・マネジャー』>和田泰明
   ■HR3分セミナー<76>「再確認! 改正高年齢者雇用安定法」…新経営サービス
   ■あとがきのあとがき 『中小企業のための社内研修の効果的な進め方』 尾英正
   ■あとがきのあとがき 『令和上司のすすめ』 飯田剛弘
   ■あとがきのあとがき 『組織と働き方を「変える・変えない・先延ばす」さて,どうする?』上村紀夫
   ■調査資料
    research1 『新型コロナウイルスの感染拡大が働く人の意識に及ぼす調査』(公財)日本生産性本部
    research2 『人生100年時代のキャリア形成と雇用管理の課題に関する調査』(独)労働政策研究・研修機構
   ■人材業界フロントライン
   ■HR Short Message 「外国人従業員“定着率向上”のコツ」 後藤裕幸
   ■HR BOOKSHELF(書評)