2014年6月号の目次 


  ■人事ウーマン アドウェイズ 黒川奈緒子 さん
  ■HRジャーナル: 人材の定着率は高ければいいのか?/ジャーナリスト 溝上憲文
  ■今月の社員食堂: キユーピー
  ■Inside Report 「成果型賃金制度」の議論は深まるか?/大野博司
  ■労政News File

Q&A特集:評価制度の基本とトレンド  
   〜評価項目・評価段階の設計から成果主義との関係整理まで〜
 ACEヒューマンキャピタル/社労士事務所HRMオフィス 杉山 秀文
 [CONTENTS]
  Q1 「評価の目的」はどのように考えるべきですか?
  Q2 「評価基準」は何を,どのように設定すればいいのでしょうか?
  Q3 「能力」「行動」「成果」のバランスはどうすべきでしょうか?
  Q4 「評価項目」はレベルや職種ごとに設定しなくてはいけないものですか? うまくまとまらないのですが。
  Q5 「S・A・B・C・D」などの評価段階はいくつぐらいが適当でしょうか?
  Q6 「評価スケジュール」の標準サイクルはどのような流れになりますか?
  Q7 「評価者研修」では最低限,何を押さえておけばいいですか?
  Q8 「評価結果」は誰に,どこまでオープンにすべきですか?
  Q9 「絶対評価」「相対評価」のメリット・デメリットを整理するとどうなりますか?
  Q10 「目標管理制度」は人事評価制度と結びつけるべきものですか?
  Q11 「評価で差がつけられない」という現場管理者の悩みに適切なアドバイスはありますか?
  Q12 評価者が陥りがちなエラーにはどのようなものがありますか? その回避策は?
  Q13 「360度評価」も人事評価の領域で考えていいのでしょうか? 適切な運用・活用法は?
  Q14 「一次評価・二次評価」の機能・位置づけ,設計・運営のルールを教えてください。
  Q15 「評価の結果で賃金額が決まる」という賃金制度は成果主義に走りすぎですか?
  Q16 「賞与の金額」と「評価」の関係はどうすべきですか?
  Q17 「昇格(降格)処遇」と「評価」の関係はどうすべきですか?
  Q18 「評価の公平性」といわれますが,公平性を確保するうえで有効な方策はありますか?

新手法解説:人材の行動観察と仕事力分析法  
   〜既存社員・採用応募者の心奥やリスクが3時間で見えてくる〜
     概念化能力開発研究所(株) 代表取締役 奥山 典昭
 [構成]
  1 人事マネジメントのターゲット
    1-1 観るべきところは「仕事力」
    1-2 「見えやすい仕事力」と「見えにくい仕事力」
    1-3 「作業領域」と「マネジメント領域」
    1-4 思考力と成果管理力
  2 ヒューマンリスクマネジメント
    2-1 ヒューマンリスクマネジメントについて
    2-2 2大リスク人罪
    <思考する意欲がない人>
    <成果意識が極めて低い人>
  3 行動観察と仕事力分析
    3-1 行動観察の必要性と優位性
    <行動は能力を表現する>
    <行動は行動を予測する>
    3-2 人材アセスメントについて
    <人材アセスメントのしくみ>
    3-3 人材アセスメントを使わない行動観察の可能性と限界
    <人材登用に向けて>
    <人材採用に向けて>
    3-4 行動特性と仕事力との因果関係
  4 「自立性」への着目と仕事力の全体像
    4-1 心の成熟度
    4-2 自立するということ
    4-3 自立性は心の成熟度を示す尺度
    4-4 「自立性がとても低い人」のリスク行動
    4-5 依存⇒思考回避 自己目的の行動⇒成果意識欠如
  5 「自立性」を見極めるための行動観察
    5-1 日常や採用選考におけるリスクマネジメントの視点
    5-2 「自立しない人」に見られる行動チェックリスト
    5-3 「自立性」へアプローチする本当の意義

インタビュー/この人と1時間: 岡崎 仁美 さん  (株)リクルートキャリア 就職みらい研究所 所長
      「学生と企業,就職に関わる人たちの“相互理解”をすすめたい」


Case Report/あの会社この制度: MSD(株)
      若手精鋭をストレッチし,次世代リーダーを育成

隣の外国人職場: 有限責任監査法人トーマツ
      世界的ネットワークの中で日本企業のグローバル人材が活躍する

逸材を見抜く採用試験問題・解答例: (株)アイ・アム&インターワークス
      人生のモチベーション曲線の高低理由を10分間で記載してください

新連載スタート
   ●人事評価制度&目標管理制度“本来の”使い方<1>人事評価という道具の使い方(上)………………………松好登紀子
   ●シニア社員の活力で企業は驚くほど成長する<1>傍若無人に振る舞うシニア社員の実態……………………見波利幸
   ●組織変革の現場から<1>成熟した企業が直面する“脱成熟化”の課題…………………………………………宮下篤志

連載
   ●人事組織のガバナンス<7>次世代人事情報システムの構築と効果的な活用…………デロイト トーマツ コンサルティング
   ●特定社労士による「労働契約法と判例」解説<3>労働契約の変更と労働条件の変更…………………………國井祥行
   ●グローバル組織開発(GOD)の5つの視点<5>グローバルChangeを推進する……ピープルフォーカス・コンサルティング
   ●経営者は人事部に何を期待しているか?<2>社員は満足していますか?……………………………………秋山健一郎
   ●人事が変える組織風土<2>考課者研修を活用した人事制度の定着……………………………………………中西真人
   ●問題社員対応のための理論武装<3>知っておくべき労働契約の最重要点………………………………………小田一哉
   ●社員の「報連相力」をどのように育むか<4>上司の報連相への対応のまずさが部下の意欲を削ぐ……………末永春秀
   ●ブラック企業と呼ばれないために<6>もうブラック企業とは言わせない……………………………………………河西知一
   ●採ってはいけない人材タイプ<3−@>ケアレスミスが多い人……………………………………………………本田宏文
   ●会社と社員のトラブル事例<39>就業規則を労基署に届け出ていないとき/社員の安全・健康をどこまで守れるのか…内海正人
   ●プロが作成! トラブルを回避する就業規則<3>休職期間を巡るトラブルを防ぐ………………………………安部 徹
   ●人件費の近未来<4>残業代ゼロ法案に備える…………………………………………………………………平康慶浩
   ●最新労働判例FILE 熊本信用金庫事件……………………………………………………………………………島田陽一
   ●今月の人事マニュアル<5>人事考課面談マニュアル……………………………………………………………菅 正至

定番
   ■モノローグ 先進企業のレトロな社風
   ■あらすじで読む人事の名著<選評13『ビジョナリー・カンパニー2  飛躍の法則』>和田泰明
   ■あとがきのあとがき 『人事部だけが知っているあなたの評価を上げる方法』高野美佳
   ■あとがきのあとがき 『次世代リーダー読本』江上範博
   ■HR Time Line
   ■調査資料
    research1 『2014年度新入社員「会社や社会に対する意識調査」』(社)日本能率協会
    research2 『第1回「離婚したくなる亭主の仕事」調査』リスクモンスター(株)
    research3 『平成25年労働災害動向調査』厚生労働省

   ■HR Short Message「ネットの炎上から会社を守る方法」専田 晋一
   ■HR BOOKSHELF(書評)